共依存の具体例:よくある親子の日常会話パターン
2025年07月21日
■ ケース1:親が「世話を焼きすぎる」
子ども:「今日は疲れたから学校休みたい」
親:「じゃあ、明日も休んでいいわよ。無理しなくていいの。あなたがつらいなら、ママも生きていけないわ。」
→ 子どもは「休んでいい」と言われてラクになるようでいて、
「親に心配かけてる自分」がどんどん罪悪感として蓄積する。
さらに、自分で回復する機会を失い、引きこもりが長期化しやすくなる。
■ ケース2:「過剰な心配=コントロール」
子ども:「友達とちょっと遠出してみたいんだけど…」
親:「危ないわよ。何かあったらどうするの?あなたは私の宝物なの。お願い、行かないで。」
→ 「心配」という名の下で、親が子どもの行動を制限。
子どもは「迷惑かけたくないからやめよう…」と、自分の意思で動く力を失っていく。
■ ケース3:「親が自分の幸せを子に託している」
親:「あなたが結婚してくれたら、私もやっと安心できるのに…」
子ども:「(自分は結婚したいわけじゃないけど…でも親を安心させないと…)」
→ 子どもが親の期待を背負い、自分の人生を犠牲にしてしまうパターン。
明後日は、「どうしたら抜け出せるか」の具体例(声かけ例・距離の取り方)を紹介したいと思います。