ひきこもり、不登校でおこりやすいパニック障害の対処法
ひきこもり、不登校になるとパニック障害が起こりやすくなります。パニック障害になるとやっかいです。あなたは、パニック障害になったことはありますか?経験した人にしか絶対にわかりません。パニック発作中には、突然、手足がしびれたり、息ができなくなったり、死ぬかもしれないと感じる恐怖の状態(過呼吸の症状)が出ます。
息を吸っても吸っても、全然息ができないため、非常に苦しく焦れば焦るほどパニックに陥ります。私は30代の頃になったことがあり、救急車で運ばれことがあります。でも、すぐに数カ月で克服することができました。この経験からどうすれば、パニック障害を克服できるのかについて対処法をまじえてご紹介したいと思いますので、参考にしてみて下さい。
当時、医師にはじめ指導されたのは、「ペーパーバッグ法」というものです。これは、発作が起きたときに紙袋を口にあてがい、ゆっくりと袋の中で呼吸を繰り返す方法です。確かに、発作が起きた時には役立ちましたが、紙袋をいつも準備していないとこわくて外出ができなくなるデメリットがあります。
だから、この方法では私は克服することができませんでしたので、不向きでした。
次に、対処法としてゆっくり呼吸をすることを意識的に毎日心掛けました。
やり方は、
①鼻からゆっくり息を吸い込み、2~3秒かけて肺を満たします。
②次に口をすぼめて8秒かけて息を吐き出します(「ふー」と音を立てるような感じで)。
このペースで呼吸を3~5分間続けます。
深くゆっくりした呼吸をすることは、副交感神経を活性化し、不安を和らげてくれます。
しかし、これだけでは克服することができませんでした。
それでは、どのようにすれば克服できたのかについて明日、また続きを書きたいと思いますので、楽しみにしていて下さい。