「そのままで大丈夫」と、そっと自分に言ってあげてください
2026年07月24日
学校に行けなくなった朝。ひきこもってしまった状況。部屋のドアがなかなか開かない夜。そのたびに胸が締めつけられて、「どうにかしてあげたい」「早く楽にしてあげたい」と、眠れないほど考えてしまう。そんなご家族のお気持ちに、まず寄り添わせてください。これまでずっと頑張ってこられましたね!
長い間、私たちは知らないうちに「学校には行くもの」「人並みに頑張るもの」という物差しを、大切に握りしめて生きてきました。それ自体は、悪いことではないと思います。
でも、その物差しを今の子どもさんに当てはめようとするたびに、本人もご家族も、少しずつ苦しくなっていないでしょうか。
これまで様々なご家族と関わらせていただく中で感じるのは、家の空気がふっとやわらぐのは、「早く治さなきゃ」という気持ちを、ほんの少しだけ脇に置けた時だということです。「今のこの子で大丈夫」と、まず親御さん自身が自分に言ってあげられたとき、責める視線が消え、安心できる居場所が生まれていきます。
焦らなくて大丈夫です。回復には、その子だけのタイミングというものがあります。まずは今日、ご自身を追いつめている「べき」という思考を少しずつ、そっと手放してみませんか。
きっと今よりも気持ちがずっと楽になると思います。
