不安を減らす“今ここ”の生き方
2026年03月11日

人間は、まだ起きていない未来を想像するほど不安がふくらみ、心が疲れてしまいます。これは決して弱さではなく、人間が持つ"想像する力"が豊かだからこそ起きる自然な反応です。哲学者ショーペンハウアーは、この「未来を想像しすぎる力」が人を苦しめると語りました。
この心の働きを理解するには、動物の生き方がヒントになります。猫や犬は、お腹が空けば食べ、眠くなれば眠る。ただ"今この瞬間"を大切にして生きています。決して未来を恐れたり、過去を悔やんだりしません。その姿は、私たちが忘れがちな「今ここに生きている」ということを思い出させてくれます。
不登校やひきこもりの子どもを支えるご家族も、まずは今日の小さな安心をひとつ見つけることから始めてみてみてはどうでしょうか。家族が落ち着きを取り戻すと、家庭の空気がやわらぎ、子どもは自分のペースで動き出す力を少しずつ取り戻していきます。
