自分を苦しめる心のマイルール
2024年11月11日
不登校・ひきこもりの家族支援に関わる中で気付くことがあります。それは、親御さんが「学校へ行かさなければならない」、「学校にはどうしても行かねばならない」、「学校に行くべきだ」、「そうでなければならない」などの「ねばらない」、「なければ」、「べき」という思考に陥っていることが多いです。
この思考の状態は「心のマイルール」を自分で設定しているので、つねに自分を苦しめることになりかねません。子どもが不登校・ひきこもりになったのは「私のせい」、「私の育て方が悪かった」と思うようになります。
ここから抜け出すためには、心の思考の癖を知り、心を柔軟にしていきましょう。目に見えない心の中にもきちんとバランスが存在します。①「こうあるべき」、②「どうでもいい」、③「こうであったらいいな」。
心を柔軟にするためには、このうちの②または③をほんの少しだけ心のマイルールに設定するだけです。そうするこで、今まで苦しんできた気持ちがやわらぎます。